尊の心の傷

12月16日土曜日に尊が里親さんに連れられて戻ってきました。 里親さんと暮らした日々・・・21日間。
尊にとっては最高に幸せな日々だったのだと感じた。尊を庭に入れて、車庫所で里親さんと荷物を下ろしたり、話をしている間、ずーっと里親さんを追って見ていた。
里親さんもとても悲しそうに泣いていて・・・尊が心配そうに見ていますよと言うと、私の元に返すと言った後からずーっと悲しくって泣いていたと。孫との暮らしは大変でしたと聞くと、楽しかったことの方が多いから・・・尊君には我慢ばかりさせてしまって、帰った後の嫌がらせの片付けも怒ってはいけないと思いながらも怒ってしまってイライラして、ここ数日間は尊君、大好きだったボール遊びもしなくなって私のことばかり気にするようになってしまって、これではダメだと尊君を潰してしまうと思ってと涙ながらに話してくれました。
尊も里親さんのことが大好きで本当に心配そうに見つめる瞳でした。車に乗り込む里親さんをなんで???行っちゃうの。僕ここにいるよと置いていっちゃうの?とオロオロしながら走り出す車を見ていました。車が見えなくなるまでただじーっと見ていました。車が見えなくなり私が尊と声をかけるとトボトボと私のところに近づいてきました。
尊にごめんね。傷つけちゃったね。。。でも、里親さんも一生懸命にあなたを愛してくれてたんだよね。だってこんなに短期間なのに尊大好きになったんだもんね。信頼してたんだもんね。だけどダメなんだって。尊と一緒にはいられないんだって。また、ママと一緒に暮らしてくれると大きな体の尊を抱き上げて話をしました。
私も尊の心が傷ついていることがわかっているから辛くって涙が出てきて・・・そんな私を慰めるかのようにペロペロ舐めてくれる尊。本当に優しい子。
尊のことを理解して、どんなこともぜーんぶ丸めて尊を愛し大切にしてくれる方とのご縁と巡り会えることを心から願います。こんなに心が綺麗な素直な子・・・絶対に幸せになってほしい。